診察・ケアについて
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一般診療は原則、来院順に診療しております。
当院は予約制ではありません。(一部診療を除きます)
来院された順番に診察をしております。時間指定の診療は行っておりません。
※ワクチン注射は原則として、予約は必要ありませんが、副作用の関係など、体調の変化があった際に安心してご相談いただけるように午前中の診療をおすすめしています。
※避妊・去勢手術などは予約が必要です。
※急患が入った場合は順番が前後する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
来院時のご注意
来院される際はリードまたはケージに入れていただくようお願いしております。
院内には様々な種類の犬・猫・その他動物が来ています。トラブルを防ぐためにもご協力をお願いいたします。
診療対象動物について
診療内容について
当院はペットの総合的な病気に対して診察しています。
人間であれば〇〇科のように分かれていますが、動物病院では専門診療はまだ少ないのが現状です。骨の病気・皮膚の病気など全てに対応しております。
より専門的な治療が必要と判断した場合や、診療対象外動物を飼われている方は、それぞれ専門病院をご紹介します。
しつけ相談
ペットのしつけは非常に重要です。
「こういう〇〇にさせたいけれど、言うことを聞いてくれない」「この子の悪い所を改善したい」などのご質問をよく耳にします。
当院では「言うことを聞いてくれないのはなぜ?」という視点からのアドバイスをしております。
問題行動が起こる前の「なぜそうなったのか?」を考え、ふれあい方や接し方を見直し、問題が起きる理由を考えていきます。
どうぞお気軽にご相談下さい。
ケアについて
家に新しい家族がやって来ました!
さぁ!あなたも飼い主様です!
新しい環境に慣れるまで、ワンちゃん猫ちゃんも緊張しています。
家に来て1週間もすると緊張もほぐれてくるかと思いますが、やはり環境の変化に戸惑ったり、互いに楽しかったりと、体調が悪いのになかなか気付けていないことも多々あります。
食欲・元気・便の状態は毎日チェックしてあげると小さな変化に気付くようになってきます。
特に子犬は活発な子が多く、遊んであげるととてもよろこびます。
たくさん遊んであげるのは良いことですが、安心して眠れる場所(サークル)も作ってあげて下さい。
飼い主様の心得として・・・
ペットのニーズに応えられるような環境を提供してあげて下さい。
・バランスの取れた食事
・適度な運動
・安心して眠れる場所
・本能を満足させる遊び
・社会的な刺激
・メディカルケア
・豊かな環境
ペットの健康維持にはケアが重要です
シャンプーもしています【セット内容】シャンプー・爪切り・耳掃除・肛門のう絞り
詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。
肛門のう絞り
犬と猫には、肛門の斜め下に「肛門のう」と呼ばれる分泌液が溜まる袋がふたつあります。
これは、便を外へ出しやすくすることや仲間とのコミュニケーションの役割がある、と言われています。
通常では便と一緒に排泄されますが、液が出にくい硬さであったり、肛門のうが詰まって排泄されずに溜まることがあります。
溜まり過ぎると袋が破裂し、皮膚が破れて血膿が出ることがあるので、定期的に絞ってあげる必要があります。
※個体差があり、ペースはそれぞれです。
これがペットからの合図です
・肛門の周りを気にして舐めている。
・地面にお尻を擦り付けている。
このような行動があれば、液が溜まっている可能性があります。肛門のうが溜まりだすと、ペットは色んな形で飼い主様に合図を送ってきます。その合図をできるだけ早く読みとってあげましょう。
肛門のうの絞り方
大人しければ一人でもできますが、別の人に動かないように肩の部分をもってもらうと作業がしやすくなります。
1.まずはチェックしてあげましょう
しっぽを持ち上げる。
※地面から後肢が浮くぐらい持ち上げて下さい。
2.位置を確認
肛門の少し下に4時と8時の方向に肛門のうがあるので、溜まっていると「コロンっ」と触れます。親指と人差し指でチェックしてあげましょう。
3.絞ってあげましょう
ティッシュで液が飛び散らないように肛門を覆い、親指と人差し指でつまみ、肛門の斜め下から肛門へと押し上げ、引くように絞りましょう。
4.拭いてあげましょう
濡れたティッシュなどで周りをやさしく拭いてあげましょう。
※分泌物は臭いがきついので、ビニール袋に入れてから処理して下さい。
※無理に絞ると炎症を起こす可能性があるので、ただれ・出血が見られたらすぐに当院までお越し下さい。
爪切り
初めて犬や猫を飼う方は怖がらず、最初から一度に切ってしまおうと考えないで下さい。まず大事なのは爪切りのイメージをしながら犬を落ち着かせ、タイミングよくおやつを与えたりなど、爪切りを楽しいことと思わせて下さい。
人間の爪とは違い、犬・猫の爪の中には血管が通っています。爪を切る時は奥まで切り過ぎないよう注意しながら、爪の先から徐々にカットしてみて下さい。
日常生活をお家の中で過ごし、フローリングや滑りやすい床の上などで歩くことの多いワンちゃんは、小さい頃から足の発育のためにも爪をできるだけマメに短くカットすることをおすすめします。
爪が長いと歩く時に邪魔になったり、皮膚を傷付けたり、足の発育に支障を起こしてしまうこともあります。
お散歩で芝生や土の公園などの柔らかい場所を歩くことが多いワンちゃんは、アスファルトやコンクリートの上を歩く時と比べて特に爪が伸びやすくなります。
爪の切り方
1.爪をはさみ、血管から2mm位残して切ります
2.角を落とすように爪に対して斜めに少しずつ切りましょう
爪の断面の中心に芯が見える所まで切るのがベスト。
3.仕上げに一方向へやすりをかけると滑らかになります
※黒い爪の子は血管が見えないので、血管を切りらないように少しずつ切りましょう。
ポイント
・押さえつけたり無理に肢を引っ張ってしまうと嫌がるので、ペットにとって楽な姿勢で作業する。
・一度にすべてを切らなくても、嫌がるのであれば時間を置いて落ち着かせてから再度とり組む。
・下に伸びた爪はやがて横に向き曲がり肢全体が変形する。
・ご褒美の前にして、一本でも切らせたらほめてあげる。(例)遊ばせる前、おやつの前など
・ペットを持つ人・爪を切る人に分担すると、作業がしやすい。
もし出血してしまったら・・・
爪の出血部分を強く抑える。止血剤を少し指にとり、押し当ててすり込むと効果的です。
※止血剤はペットショップなどで手に入るのでもっておくと便利です。
デンタルケア
人間と同様ペットもデンタルケアが非常に重要となります。
定期的にチェックしてあげないと、かわいそうなことになってしまいます。
長生きをしてほしいのならデンタルケアは欠かせません。歯の健康=身体の健康と考えても間違いはありません。
歯磨きを上手に行うコツ
1.スキンシップ
まずは唇をめくったり、口元・口の中を触ることから始めてみましょう。テンションが高い時は遊びと勘違いして上手にできないかもしれないので、眠い時や落ち着いている時に行うのがポイントです。
2.ガーゼ
慣れてくると指にガーゼを巻き(水で濡らすと良い)歯の表面・歯茎をやさしくマッサージしてあげましょう。
3.歯ブラシ
ガーゼができるようになると、人間の子ども用ブラシ(小さくて毛足が短く柔らかいブラシ)や、犬・猫用ブラシを使い、力を入れずに軽く磨いてみましょう。
※歯磨きペーストを利用するとおいしい味になっているので、嫌がらずに歯磨きをさせてくれることが多いです。
ポイント
・歯磨きはご褒美の直前に行う。
・奥歯の外側、犬歯に歯垢や歯石がつきやすい。
・一度に費やす時間は短くして、楽しく続けることが大切。
・できなくても怒らず少し時間をみて再チャレンジ。絶対に無理はせず、少しでもできたらほめること。
・各ステップができるようになったら、少しずつ時間を延ばし次のステップに進む。
歯周病疾患は全身の健康状態に影響を及ぼします。ペットの健康を守るために早めのデンタルケアをおすすめします。
薬浴
皮膚病の治療あるいは予防目的のシャンプーを「薬浴」と呼びます。
美容目的のシャンプーとは違い、外用薬の1つと考えることもできます。
間違った方法で行うと、逆に皮膚病を作ってしまうことも少なくありません。
以下を参考にして正しい方法でワンちゃんを怖がらせないようにやさしく声をかけながら行いましょう。
薬浴のやり方
1.シャンプー前の準備
皮膚に爪やブラシを直接当てないように、汚れた毛玉・余分な毛を除去しましょう。短毛種は手でサッとかく程度で、長毛種はスリッカーブラシ、ピンブラシ、コームなどを使用してもよいでしょう。ポイントはブラシを使用する場合は、自分の腕に当ててみて痛くない程度の力加減でブラッシングをしましょう。
2.被毛を濡らす
ぬるま湯を足元や体の後方からゆっくりとかけていきます。
水温は30℃〜35℃ぐらいで調整しましょう。(あまり熱いとフケが多くなったり、痒みが強くなることがあります。)
※顔周りはスポンジなどを使用すると濡らしやすくてワンちゃんにもストレスが少なくできます。
3.シャンプー(1回目)
手のひらや指の腹を使って、円を描くようにやさしくマッサージしていきます。薬用シャンプーは美容目的シャンプーと異なって泡立ちにくいので付け過ぎないように注意しましょう。
4.すすぎ(1回目)
ぬるま湯で軽くすすいであげましょう。
5.シャンプー(2回目)
シャンプーの成分が皮膚と被毛に届くように1回目と同様にシャンプーと同じようによくマッサージし、泡立てたままの状態で5〜10分待つ。
※怖がって暴れる場合は先に病変部を洗い、その後に病変部以外の場所を洗っているうちに時間が経つので必ずしも5〜10分間待たなくても大丈夫です。
6.すすぎ(2回目)
指の間や脇も忘れないようにぬるま湯でしっかりすすぎましょう。シャンプーが残ると、それが刺激となり皮膚炎の原因となることもあります。
7.乾燥
皮膚をこすり過ぎないように注意し、病変部は軽く押し当てながらタオルで乾かしていきます。ドライヤーを使う場合は、冷風か弱い温風をワンちゃんから30cm以上離して、手で毛をかき分けるようにしましょう。
※ドライヤーを同じ所で長時間当てないようにしましょう。
※高温になり過ぎないようにドライヤーと皮膚の間に手を入れてチェック!
※夏場はドライヤーのかわりに扇風機を使用するのもよいでしょう。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~12:00 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ | ○ | / |
16:30~19:30 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ | / | / |
診療時間をお確かめの上ご来院下さい。
※休診日 水曜日・祝日・日曜日(※午前診療)
※13:00〜16:00は往診可(往診ついてはお問い合わせ下さい)