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TEL:072-420-5818
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休診日/水曜日・祝日・日曜日(※午前診療)

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予防・ワクチン接種

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混合ワクチン
ワンちゃん同士の伝染病の予防注射です。
すでにおうちに来る前に何回かワクチンを打っていたら、来院される際に証明書をお持ち下さい。
初めての注射は副作用の関係上できる限り、平日の午前中をおすすめします。

狂犬病予防注射
日本では現在発生が見られていませんが、感染するとほぼ100%死亡する病気です。
1年に1回の予防注射は飼い主様の義務とされています(初回のみ登録が必要です)。

フィラリア
蚊を介して感染した寄生虫が心臓に寄生して起こる病気です。
この地域では、まだまだ感染しているワンちゃんがたくさんいます。1ヶ月に1回駆除薬を飲んで予防します。

ノミ・ダニ
暖かい時期に多く寄生が見られます。噛まれると、とても痒く皮膚炎を起こすだけでなく様々な病気を引き起こします。適下剤で予防します。

熱中症

外耳炎について

こんな症状はありませんか?
・呼吸が荒い
・脈が速い
・大量によだれが出る
・体温が高い(犬の平熱は38.0~39.0℃前半です)
・ぐったりしている
・嘔吐を繰り返している
・痙攣
・など

人は全身の汗腺から汗を蒸発させて、体温を調節しています。
犬や猫も同じように汗をかき、気化熱によって体温を下げることもできますが、主には口を開けて呼吸することで呼吸器系から熱を放出して体温調節を行っています。
しかし、人と比べるとその冷却作用は劣ってしまい、蒸し暑い場所では上手く体温調節ができず、余分な熱をため込んでしまいます。その状態が続くと体温は下がらなくなり、最悪の場合では死に至ることもあります。

原因

・夏場や日中での散歩
・車内に放置する
・夏に限らず、風通しの悪い締め切った部屋での留守番
・肥満(熱が体内にこもりやすくなってしまうため)
・高温多湿な場所での激しい運動

対応

まずは体温を早く下げるために、氷や保冷剤で後頭部・首・わきの下・胸・内股などを中心に冷やします。冷たい水を直接体にかけてあげたり、濡らしたタオルなども効果的です。(この時、全身を氷水につけるような極端な冷やし方はやめて下さい。血管収縮を招き、逆効果です。)また、水が飲めるような状態であるなら新鮮な水分を十分飲ませてあげましょう。濡れタオルや保冷剤で冷やしながら、当院までお越し下さい。

予防

気温が高い日の日中の散歩・激しい運動は避けて下さい。車内放置もNGです。 屋外飼育では、日陰・風通しに十分に気を配りましょう。飲み水はたっぷりと用意してあげて下さい。暑い環境下ではアスファルトや直射日光が原因となりうるので、猫の放し飼いにも気をつけて下さい。屋内飼育では、飼い主様が不在時の室内環境も考慮しましょう。尚、部屋を冷やし過ぎると反対に体調不良の原因となる可能性もあるので、人が快適だと思う温度よりも少しだけ高めにエアコンの温度を調節してあげるのが良いでしょう。その他、太らせないような食事管理も大切です。

Check1
直接的な原因は、高温多湿な状態に放置されたこと。
「すぐ戻ってくるから大丈夫・・・」は大丈夫ではありません!!

Check2
直射日光と地面からの照り返された熱があるので、確実に地面に近いワンちゃん猫ちゃんの方が暑いです!

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フィラリア

フィラリア

こんな症状はありませんか?
・食欲・元気がなくなる
・呼吸が苦しそう
・体重減少
・咳をする
・腹水が溜まる
※急性で、悪化すると赤い尿が出ます。すぐに処置を行わないと死亡してしまいます。

蚊が吸血する時に、感染している犬から他の犬へと「フィラリア」という寄生虫の子虫を運びます。フィラリアの子虫は、皮膚→筋肉→血管へと移動していき、最終的には心臓に寄生します。心臓に寄生したフィラリアは成虫になって子虫を生み、数を増やして多数寄生することによって血液の流れが妨げられ、様々な障害を起こし最悪死に至ることもあります。

対応

急性的なフィラリア症だと外科手術を行い、虫をとり除きます。慢性的なフィラリア症の場合には、駆虫薬を投与して寄生虫を排除します。心臓内に残った死骸が肺動脈に詰まる可能性もあるので、投薬後1ヶ月程度は安静にしておくことが大切です。感染源の蚊を駆除することも大切です。蚊は卵の状態から成虫まで全て水を必要とするので、水溜りを家の周りに作らないことや、殺虫剤で対応しましょう。

予防薬とは・・・

全て体内にいる子虫を駆虫する目的のもので、感染を事前に防ぐものではありません。子虫の成長過程で、薬の効果が低い時期もあるので、確実に子虫を駆虫するには、1ヶ月に1回必ず薬を飲む必要があります。また、体内に侵入したての子虫は十分に駆虫できず、生き残っている可能性があります。蚊を見なくなった1ヶ月後までしっかりと投薬を続けましょう。

フィラリア予防時の血液検査について

ミクロフィラリア検出検査

顕微鏡下にて、mf(ミクロフィラリア、フィラリアの子虫)の確認を行います。
フィラリアが心臓に雄、雌どちらも存在すると、血液中にmfが見られます。それを検出する方法です。
雄、雌のどちらかしか存在しない場合にはmfが見られないため、結果が陰性になることがあります(オカルトフィラリア感染)。

フィラリア抗原検査

検査キットにて血清学的にフィラリア感染の有無を確認します。
Lフィラリアの成虫が心臓にいるかどうかを検出する方法です。
雄、雌のどちらかだけの感染でもしっかり結果が出るので、より信憑性があります。
こちらの方がより詳しい検査になり、希望により行います。

※前年度の予防が不十分な場合は必ず行います。
毎年しっかり予防している場合でも、数年に一度の抗原検査をおすすめします。(オカルトフィラリア感染の場合に有効なため)

健康診断検査・

以下の2種類があります。 1.院内での検査
・血球検査 赤血球数、容積・・・貧血や脱水 白血球数・・・感染や血液の病気 血小板数・・・止血異常
・TP(血液総蛋白)・・・感染や栄養状態のチェック
・GPT(AST)・・・肝機能のチェック
・BUN(尿素窒素)・・・腎機能のチェック
・Glu(血糖値)・・・糖尿病や栄養状態のチェック
計5項目

結果報告:即日(約10~20分後。混み具合により、多少時間がかかることがあります)
2.外注検査(より詳しい検査をご希望の方向け)院内での検査項目に加えて、
・腎臓・肝臓の追加検査
・すい臓の機能
・内分泌疾患
・栄養状態(コレステロールなど)
など、7項目追加された、計12項目の詳しい健康診断 結果報告:約1週間後(次回報告、またはFAX、郵送にて)

どちらの場合でも、フィラリア予防薬は検査当日にお渡しできます。
詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。

診療時間
9:00~12:00 / /
16:30~19:30 / / /

診療時間をお確かめの上ご来院下さい。
※休診日 水曜日・祝日・日曜日(※午前診療)
※13:00〜16:00は往診可(往診ついてはお問い合わせ下さい)